2013年11月7日木曜日

林政講演会

本日、「あすなろ」にて林政講演会「日本の林業事情と高崎の未来」と題し「末松 広行」林野庁林政部長さんの講演会に出席させていただきました。世界や日本の森林状況から海外の木材の逼迫、円安によるヨーロッパ材の高騰の現況を踏まえ、今後の展望についてお話しいただきました。日本の森林林業を活性させる為にはコストを下げるためにも「路網整備」が不可欠!、またCLTについてパブコメ中で建築基準法《耐震基準》の改正やJAS規格の改正などを含め、後2年ほどで法整備が整い、木造の4階建て以上の建築物が出来るようになる方向とのこと。実験的に高知県で社員寮や高知県森連の建物が建設されるとのこと。林業の担い手対策については、緑の雇用対策で林業労働年齢は3歳下がり、労働力も増加した、しかし、林業災害は依然として多く起こり「安全対策」にもしっかり取り組むとのことでした。特に2020年東京オリンピック・パラリンピックの会場には木造の建築物を導入したいとの意気込みを感じました。
本市でも公共施設や土木工事など「木材活用指針」により多く取り入れられてきています(榛名福祉会館や小栗の里)が、更に木質バイオマスの研究、木造校舎や内装を木質化するなど、ぬくもりや柔らかさ、インフルエンザの軽減など含めしっかりした取り組みが重要になってきます。 
*来年、公開される林業映画・・・期待できそうです。


*昨日、那須塩原温泉郷へ行ってきました、紅葉が真っ盛りで多くの観光客で賑わっていました。
 *塩原八幡宮境内の「逆杉」 樹齢1500年以上で霊気と神々しさを感じてきました。




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